マシンによるパワーリハビリテーションにて加齢や疾病により衰える筋力の維持・改善を目標にしています。 ご高齢の方でも身体に無理のない程度の負荷をかけ体幹の筋肉や下肢の筋肉の衰えを防ぎよい姿勢の保持や転倒の予防など日常生活の活性化に繋げています。マシン以外にも筋肉を動かして血行を促すイキイキ体操やレクリエーションを通して、不活な生活や運動不足、フレイル(虚弱)を改善できるように取り組んでいます。

脳トレに有効とされる書字、絵画、工作、パズル、クイズなど取り組みやすい創作活動や面白いゲーム*を通して脳活性化プログラムを提供し、脳の老化や認知機能の低下を予防しています。加齢、運動不足、栄養不良や疾病により日常が不活発な生活になると体力や代謝が低下し、転倒や外傷きたすなど引きこもりにつながり、体力低下のみならず精神衛生面でも悪い方向へ向かいます。また、認知機能が低下し、失禁や誤嚥を招くなど重度の要介護状態へと悪化していきます。この一連の状態が老年症候群です。当センターでは種々のプログラムにより老年症候群を予防し、心身ともに活動的な生活へと導くお手伝いをいたします。

活力ある在宅生活を続けていくための日常動作(掃除、洗濯、炊事、買い物など)の動作・作業訓練(ADL・IADL訓練)を通して、活動性のある在宅生活を送って頂けるように支援しています。

構音障害や誤嚥のリスクのある方には、口腔体操や言語訓練を行っています。具体的には、発話訓練(会話をする、あいさつする、名前を言う)、復唱訓練(職員が言った言葉を復唱する)、音読訓練(短文やいろはかるたを声に出して読む)、呼称訓練(カードに描かれた絵の名前を言う)などして口腔運動機能を改善して構音障害や誤嚥のリスクを低減することに取り組んでいます。

入浴介助、移動介助、トイレ介助、食事介助など、日常生活に必要な身体介護を行います。 入浴により身体の清潔と血行の改善を図ります。

介護の提供は、個々の方の健康状態や生活歴を考慮して活動性に合わせた個別対応により行っています。

体調がすぐれない時、眠い時、横になりたい時などは、休養スペースを利用できます。万一、体調が悪化した時には「かかりつけ医」やふち内科クリニックが対応致します。